所得税および復興特別所得税(以下、所得税等)の確定申告書の提出状況は、提出人員が2151万5千人で平成23年分からほぼ横ばいで推移しています。確定申告書を提出した人員のうち、申告納税額のある人を平成26年分と比較すると、人員は632万4千人で20万4千人増加(+3.3%)、所得金額は39兆3729億円で2兆2675億円増加(+6.1%)、申告納税額は2兆9701億円で2614億円増加(+9.6%)と、いずれも増加しています(所得者区分別の状況は図表参照)。
確定申告書を提出した人員のうち、還付申告は1246万5千人で前年より2万2千人減少(▲0.2%)しています。
同じく、土地等の譲渡所得(総合譲渡を含む)の申告人員は48万9千人で前年より8千人増加(+1.7%)、そのうち所得金額のある人は32万1千人で同2万人増加(+6.6%)、所得金額は4兆595億円で同4424億円増加(+12.2%)しています。株式等の譲渡所得の申告人員は90万7千人で同3万人減少(▲3.1%)、そのうち所得金額のある人は46万2千人で同1千人増加(+0.2%)、所得金額は2兆7405億円で同5646億円増加(+25.9%)しています。