関東大震災の時は火災で亡くなった方が多く、10万人以上が亡くなっています。当時は、地域の高齢者を知る婦人会などがボランティアで食料を配ったりしました。家屋の崩壊が多かった阪神淡路大震災の時は、救助の主体の8割近くは住民だったとのことです。このような教訓をしっかりと活かし、今の英知を絞って、どのようなことがおこるかを考え、準備することが必要です。
女性部の皆さま方は地域のリーダーとしてご活躍いただいていることと思います。災害がないことを祈るわけですけれども、必ず来ると思って備えていただきたいと思います。いざという時には、自助・共助の精神を発揮いただけるように、行政も公助に取り組んでいきたいと思います。
(講演要旨、文責在記者)