ブルーリターンA（以下、BRA）は、記帳、決算書・申告書の作成、e‐Taxまでを、より簡単、安心におこなえるよう年々進化しています。次回バージョンアップBRA2025、令和7年11月開始予定のサービスについて概要をご案内します。バージョンアップ提供時には、詳しいご案内資料を添付します。

定額減税や能登半島地震への税制上の対応などに関連して、所得税等確定申告書などの様式が変わります（7ページ参照）。それらに対応した所要の改修をおこないます。

さまざまな機能改善を予定していますが、そのひとつに寄附金控除の入力方法の変更があります。寄付先ごとにリスト形式で入力する方法にあらため、第一表、第二表の該当欄に自動転記します。また、e‐Taxデータの出力時には、「寄附金の受領証等の記載事項」の帳票を自動作成します。

マイクロソフト社によるWindows10のサポートは、令和7年10月14日で終了します。BRAも、同OSでの動作保証を同日をもって終了します。Windows11への移行をお願いします。

令和7年11月以降を目標に、インターネット上にデータストレージセンターを構築し、BRAの会計データを自動バックアップするサービスの開始を準備しています。　
パソコンの故障や災害などで、パソコンやバックアップの会計データが消失した場合でも、簡単に復元することができます。また、お預かりした会計データを、ご利用者の同意のもと、事務局から参照できる仕組みを導入します。これにより、会計データを持ち歩く必要がなくなり、紛失の恐れがなくなります。また、ご利用者本人が事務局に来なくても、事務局が会計データを確認して記帳や申告の指導・相談を受けられるようになるメリットがあります。
※ このサービスは計画準備段階の内容です。